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ノニト・ドネアが本紙に語った 井上尚弥VS中谷潤人「実現したら凄い戦いになる」

[ 2025年5月5日 23:49 ]

ラスベガスでの防衛戦は激闘に…パンチを打ち込む井上尚弥(AP)
Photo By AP

 元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(42=フィリピン)が本紙の取材に応じ、カルデナス戦を8回TKO勝利で飾った井上尚弥を称え、自身もラスベガスで多くのビッグマッチをこなしてきた聖地で試合を行う重要性を強調した。(取材 米ラスベガス・杉浦大介通信員)

 ――井上の米再上陸で用意された舞台をどう感じるか?
 「素晴らしいし、とても印象的だ。井上は日本での知名度は素晴らしく、既に“ボクシングのスーパースター”ではあるが、米国でもスーパースターになるためにはこういった舞台が必要だった」

 ――自身が戦った頃と比較して向上している?
 「100%、間違いない。パワーは変わらないが、以前のように無鉄砲に攻めることはもうなくなった。だから私はもう一度、彼と戦いたいんだ。クレージーだと思うだろうけれど(笑い)」

 ――現時点でラスベガスで戦うことは重要?
 「知名度を上げたいのであれば、ベガスは最適の場所だ。個人的にはリングはどこでも同じだとは思うが、井上が世界的な人気をさらに上げたければ、ここで試合をこなすことは必要だと思う」

 ――さらに大きな存在になるために誰と戦うべきか?
 「中谷との試合が実現したら凄い戦いになるだろう。フェザー級に上げるなら、メキシコ人に人気のエスピノサもいい選択肢になる。ただ、一戦を選ぶなら2人のサムライの激突だ」

 ――さらに階級を上げても力を保てるか?
 「既にかなりがっちりとした体になっている。今の肉のつき方を見ると、これ以上階級を上げたら少し難しくなりかねないとは思う。ただ、もちろんやってみないと分からない」

 ◇ノニト・ドネア 1982年11月16日生まれ、フィリピン・ボホール州出身の42歳。11歳で渡米して01年2月プロデビュー。フライ、スーパーフライ、バンタム、スーパーバンタム、フェザー級で5階級制覇。アジア人初の主要4団体での世界王者。50戦42勝(29KO)8敗。身長1メートル70の右ボクサーファイター。

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