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【ONE】野杁正明 衝撃の3RTKO勝利!フェザー級キックボクシング暫定世界王座奪取 会場大熱狂

[ 2025年3月23日 21:17 ]

ONE172   野杁正明ータワンチャイ・PK・センチャイ ( 2025年3月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<ONE 暫定 フェザー級 キックボクシング 世界タイトルマッチ 野杁・タワンチャイ>勝利し、ガッツポーズする野杁正明(撮影・木村 揚輔)
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 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が23日に「ONE172」をさいたまスーパーアリーナで開催。コ・メインイベントで元K―1ウェルター級王者の野杁正明(team VASILEUS)が現ONEフェザー級ムエタイ王者のタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)に3RTKO勝利。ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者に輝いた。

 “怪物”がさいたまスーパーアリーナを大爆発させた。1Rから両者が蹴り合う展開となった。2Rにはタワンチャイの強烈なミドルをくらいながらも、下がらずに終了ゴング間際には右フックを顔面に打ち込んだ。3Rに衝撃が走った。左フックがタワンチャイの顔面を捉えてダウンを奪う。ダメージが残るタワンチャイに猛攻ラッシュを仕掛けると、最後はレフェリーが試合を止めてONEのベルトを奪取した。前日計量での「5R以内でKOします」という言葉通り、日本のファンの前で有言実行した。

 試合後には「最高です!」と喜んだ。KOボーナスの5万ドルも獲得した。

 24年4月にONEと独占複数試合契約した野杁。ONE初戦となった24年6月の「ONE167」ではタイの強豪であるシッティチャイ・シッソンピーノンと対戦したが、終始相手のテクニックに苦戦して判定負け。ONEデビュー戦で黒星を喫した。再起戦となった24年12月の「ONEフライデーファイツ92」ではリウ・メンヤン(中国)にダウンを奪われるなど、まさかの判定負けでキャリア初の2連敗を喫した。背水の陣となった中で、今年1月24日の「ONE170」でシャーキル・タクレティ(イラク)の両足を破壊して、涙のONE初勝利を飾った。そして今回、現ONEフェザー級ムエタイ王者のタワンチャイとのフェザー級キックボクシング暫定世界王座決定戦がマッチメークされた。

 「まだONEでは1勝しかしてないのでビックリしました」とONE4戦目でのタイトル戦に本人も驚きの表情を見せていた。

 「日本大会に出れたらいいなぐらいに思っていて、相手は誰になるんだろうと思っていたら、タワンチャイ選手との暫定王座決定戦と聞いたので、こんなチャンスで断る理由はなかったです」と即答でオファーを受けたようだ。

 4カ月で短い期間で3試合目となるが「今までワンデートーナメントなどはあったんですけど、短い期間で3大会に出るのはあまりなかったのか…記憶にないですね(笑い)。強い選手に挑戦できる舞台ということでONEを選んだので、待ち望んだ試合ができるので、ワクワクしてます」と試合を楽しみにしていた。

 「僕がONEに来た理由はONEのベルトを獲ることでした。暫定ですけどベルトには変わりない」と口にした。その上で、もう1つ目標を明かした。「武尊くんとベルトを獲ることです。武尊くんはロッタンとのスーパーファイトでしっかり勝ってもらって、次はスーパーレックのリベンジ。リベンジしてベルトを巻いてもらって、僕もベルトを獲れれば次は統一戦になると思うので、一緒に獲りたいなと思います。僕は武尊くんと一緒に勝たないといけない。武尊の前で良い形で勝ちたい」という言葉通り、メインで大一番を控える同門の武尊に最高のバトンをつないだ。

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