魔裟斗「そのための契約…」とABEMAが武尊とPPV契約した理由を推測　武尊の練習環境には厳しい意見

魔裟斗
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　元K―1世界王者でタレントの魔裟斗（43）が5日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ABEMAがK－1元3階級制覇王者の武尊（31＝team　VASILEUS）と1試合最低報酬1億円の日本初となるペーパービュー（PPV)ファイター契約の締結を発表した理由を推測した。そして武尊の練習環境について厳しい意見を述べる場面があった。

　武尊はABEMAとの専属契約で、今後の武尊の試合の生中継は、ABEMAでのみ視聴可能となる。契約期間は非公表。PPV中継の場合、武尊への報酬は、最低1億円プラスPPV売上金からの報奨金となった。

　そしては昨年6月の「THE　MATCH」で那須川天心に敗れてからの再起戦は6月24日フランス・パリのゼニスアリーナで開催される「ムエタイグランプリ（MTGP）」でISKA世界スーパー・ライト級（―63.5キロ）王者のベイリー・サグデン（25＝英国）と―61.0キロのISKA世界タイトルマッチで対戦することが決定した。

　魔裟斗は「ロッタンと武尊は面白いもんね。そのための契約だと思うけどね」と武尊の1億円契約そしてフランスでの復帰戦の先にABEMAが現ONEフライ級(―61.2キロ)ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノンとの試合をABEMAPPVで配信することを狙っていると推測した。そして「THE　MATCH」が成功したからこそ武尊の1億円契約が出来たと言及した。

　しかし復帰戦そしてロッタン戦に向けて武尊の練習環境を心配した。「ロッタンは天心と互角の勝負をして強いからね。今も自分で作ったジムで練習しているけどさ、今の環境は良くないよね。環境を整えないと」と話した上で「クレストのトレーナーがミットを持っていて、追い込んでいるのはわかる。ミットも大事だけど一番大事なのはスパーリングだから。ミットやって、走って、コンディションを上げて、最後は全てをまとめるのがスパーリングだから。環境を整えることが非常に重要になってくるんじゃないかな。せっかくいい契約したのに今の状況では不安」と厳しい意見を述べた。

　「いい環境で良いトレーニングをして、また武尊らしい試合を見たいと思っています」と復帰戦に向けて武尊へメッセージを送った。