JBCが計量失格のセルバニアら3選手にライセンス停止処分

　日本ボクシングコミッション（JBC）は11日付で、元WBOアジア・パシフィック2階級制覇王者のゼネシス・カシミ・セルバニア（カシミ）を昨年10月24日から6カ月のライセンス停止処分にしたと発表した。4団体統一世界バンタム級王者・井上尚弥（大橋）のスパーリングパートナーも務めたセルバニアは、同10月25日の元IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑（セレス）戦の前日計量で契約体重を600グラム超過し、失格となっていた。監督責任があるとしてカシミジムの森田亮平マネジャーにも厳重注意処分を科した。

　JBCはまた、A級ボクサーの越川孝紀（一力）を昨年11月26日から1年間のライセンス停止処分とした。減量失敗による体調不良を理由に同11月27日の日本スーパーウエルター級挑戦者決定戦をキャンセルしたため。一力ジムの小林敏幸マネジャーも厳重注意処分とした。

　さらにJBCはC級ボクサーの永田裕真（筑豊）も昨年10月29日から6カ月のライセンス停止処分とした。同10月30日の試合の前日計量で1・3キロの体重超過により失格となっていた。筑豊ジムの白銀尊道マネジャーも厳重注意処分とした。