×

【ONE】青木真也“ヌルマゴ軍団”の強豪に1回TKO負け…86秒の悲劇、右ストレートを被弾してダウン

[ 2022年11月19日 23:08 ]

試合後に抱擁する青木真也(C)ONE Championship
Photo By 提供写真

 格闘技イベント「ONE Championship」は19日にシンガポールで「ONE 163」を開催した。第10試合で青木真也(Evolve MMA)が元UFC王者のハビブ・ヌルマゴメドフの練習パートナーで”ヌルマゴ軍団”のザイード・イザガクマエフ(ロシア)に1回1分26秒TKO負け。MMAの試合では2連敗となった。

 試合序盤は青木がミドルキックでけん制していた。しかしイザガクマエフの右ストレートが青木の顔面を打ち抜きダウンを奪う。そこからイザガクマエフはパウンドで追撃するとレフェリー試合を止めて青木は敗れてしまった。日本人ファンにとってはショッキングな光景となった。

 今年3月の10周年記念大会「ONE X」で因縁の秋山成勲に2回TKO負けを喫した青木。その後5月にグラップリングマッチでケイド・ルオトロに判定負け。MMAの試合は約8カ月ぶりとなった。対戦相手のイザガクマエフはMMA戦績19勝(のち14回フィニッシュ勝ち)2敗というレコードで今年「ONE Championship」と契約。契約後は2連勝で青木に対戦要求したことから今回の試合の実現につながった。

 試合前には「やっぱりフレッシュで、現場に入れて最前線でやれるっていうほど喜びあることない。39、40近くなってきて選手を続けていると、皆なんかこう変わった人というか、社会的にあれな人の巣窟ではあるんですけど。やっぱり皆に共通して言えるのは、刺激ジャンキーだから、これ以上の刺激はないっていう意味で、やっぱりやりがいがあって楽しみですよ」と刺激的な対戦と話していた。

 この試合がONE通算20戦目になった。「まあ色々なことがあったなと思うし、何か俺がこれをやって来たんだということ以上によく手を替え、品を替えここまで辿り着いたなっていう気持ちの方が多いですね」と話していたが、節目の試合は黒星となった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月19日のニュース