YAMATO 溜まったうっ憤を解放して6度目の戴冠へ!「王者になってドラゴンゲートが正義と証明する」
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ドラゴンゲートのYAMATO(41)がスポニチアネックスのインタビューに応じた。11月6日に開催されるエディオンアリーナ大阪大会で決まったオープン・ザ・ドリームゲート王者・吉岡勇紀とのタイトルマッチへの思いやここ数年間、最前線で戦い続けている気持ちなどを余すところなく語った。
YAMATOは10月2日に開催された地元凱旋の岩手・一関大会で王者・吉岡から逆指名という形で団体の至宝ドリームゲート挑戦が決まった。
逆指名された時に「なんでこのタイミングで?」というのが率直なところだった。「俺から指名していく意図を教えてほしい。タイトルマッチは光栄な話なので戦いますけど、腑に落ちない」と今回の逆指名には納得できなかった。
吉岡が提唱したドリームゲートの歴史と戦うことについても「ドリームゲートの歴史と戦うのであれば、なんで俺が最初にいかないといけないのか。団体最多の5度戴冠してるので、本来なら防衛0回の人から戦って、最後の最後に出ていくべき人間なわけじゃないですか。特に今の団体内でいえばその意味が強くなりますし、俺に勝った時点でその戦いは終わり。YAMATOにタイトルマッチで勝つ意味を全然わかってない」と疑問が残ったようだ。
さらに「YAMATOを指名して、YAMATOに勝ったら超えたというわけじゃなくてそれだけの覚悟を持ってほしい。アイツもタイトルマッチを何回も経験してますけど、俺はビッグマッチのメインを何回もやってます。大会開始からメインまで緊張感を切らさずにいないといけないということを4、5年やってきました。そこまで理解してるの?という部分で、軽々しく“次はYAMATOさんですよ”って全然わかってないのかなとしか思えない」と団体の至宝を懸けてYAMATOに勝つ意味を理解していないと断言した。
団体への思いやトップ選手として団体のことを考えて行動している意味なども吐露した。「YAMATOはリング上だけじゃない。裏方も好きなんでドラゴンゲートがどうしたら大きくなるかしか頭にないんですよ。アメリカにも遠征します。料理関係の仕事も何でやってるのかって言ったら“この人は料理するのにムキムキじゃん。ドラゴンゲートのプロレスラーなんだ”って世間一般を巻き込むためにメディア露出をしています。9月、10月とほとんど家にいないです。そこまでしてドラゴンゲートを大きくしたい気持ちがあります。そのためなら何でもやりますよってつもりなんですよ」と語った。
現状、ドラゴンゲートのリング上は勢いのある新世代が頭角を現している。「これが正常な姿だと思っています。ずっと若いつもりでいたけど、そうじゃないんだなと感じていて、そういう意味で寂しい部分はあります。俺にもうそんなニーズないし、若い世代で盛り上がってくれればそれでいいじゃん。周りを固める方に回るからって思ってます」と若い世代への思いを明かした。
王者になった吉岡の印象についても「ベルトを獲って成長した部分はあります」と話しつつも「内面が大人しい子。自分のリズムで戦える選手って客席をよく見てますよね。今の若い選手たちを見てたら、呼吸も含めて自分のリズムで試合を出来てる選手ってあまりいないと思います。呼吸整ってないのにすぐに相手を掴みにいったりしてるのが見えちゃってると思います。毎試合ではないですけど、勢いに乗ってベルトを奪取した後でも感じますね」と分析した。
10月にYAMATOが1カ月米国遠征するため、タイトルマッチの前哨戦がほとんどないといっても過言ではない。しかしYAMATOは前哨戦がないことを気にしていない。「アメリカで戦う全9試合がシングルマッチです。前哨戦はほとんどないですけど、経験値が違います。アメリカでたくさんの経験をしてくるので、自信はあります」と言い切った。
ここ数年間、ドラゴンゲートの最前線で戦い続けてきた存在として今回の試合は絶対に負けられない。「年も重ねて来ましたけど、俺が休むわけいかないよなってつもりで日々戦っているので、ちょっとのケガじゃ休まないです。なぜならそれがドラゴンゲートのためだから。トップというのは本当にしんどくて、辛くて、ボロボロだし、孤独です。この数年、俺と同じく重圧やプレッシャーを背負う人間がどんどん辞めていって、俺1人みたいなものなので、俺に変わってこの重圧を背負える覚悟がないなら俺の名前を軽々しく出さないでほしい」と力強く語った。
最後に「ここ数ヶ月、うっ憤が溜まった時に“誰が正義なの?どれが正義なの?”って自分に問いかけたんですよね。その答えは“ドラゴンゲートが正義でしょ。YAMATOが正義でしょ”でした。このうっ憤を開放させて俺がドリームゲートを巻いて“ドラゴンゲートが正義”って事を示す戦いだと思ってます。それはアイツらにはできない。対外的に何か言うには実績もなければ説得力がない。でも俺なら何でも言える。でもドリームゲート無ければ説得力がないので、ドリームゲート巻いて証明します」とこの数カ月間で溜まったうっ憤を解放させて、ドラゴンゲートが正義であることを証明すると誓った。
◇YAMATO(やまと)1981年9月10日生まれ、本名は小野寺正人。岩手県出身の41歳。小学校から高校まで野球に打ち込み、和術慧舟會を経てドラゴンゲートに入門。06年7月に小野寺大和というリングネームでプロレスラーデビュー。07年にアメリカ修行に行き、同年5月に帰国したタイミングでリングネームをYAMATOに変更。09年には新日本プロレスのベスト・オブ・スーパージュニア、SUPER J―CUPに出場。10年3月にはデビューから3年8ヶ月のスピードで団体最高峰のオープン・ドリームゲートを初奪取。そして現時点で団体史上最多5度の王者に輝いている。長い間、ドラゴンゲートの最前線で戦い続けている。11月6日のエディオンアリーナ大阪大会でドリームゲート王者の吉岡勇紀に挑戦が決まり、前人未到の6度目の戴冠を狙う。
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