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IBFスーパーフライ級王者マルティネスがアンカハスを返り討ち 井岡の統一戦ターゲット

[ 2022年10月9日 12:39 ]

フェルナンド・マルティネス(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 プロボクシングのIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は8日、米カリフォルニア州カーソンで行われ、王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が前王者で同級6位のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に3―0で判定勝ちし、初防衛に成功した。マルティネスは15戦全勝(8KO)、アンカハスは33勝(22KO)3敗2分け。

 両者は2月に対戦し、マルティネスが10度目の王座防衛を狙ったアンカハスに3―0判定勝ち。一度は昨年末にWBO同級王者・井岡一翔(33=志成)との統一戦が決まりながら、新型コロナウイルスの影響で中止となったアンカハスからタイトルを奪った。ダイレクトリマッチとなった今回はマルティネスが序盤から積極的に前へ出てパンチを振るい、アンカハスが動きながらカウンターを狙う展開。中盤までは一進一退だったが、中盤以降はマルティネスがペースを握り、採点はジャッジ1人が119―109、2人が118―110という快勝だった。

 アンカハスとの統一戦が流れた井岡は7月にドニー・ニエテス(フィリピン)と対戦し、18年12月に敗れた相手に3―0で判定勝ちして5度目の防衛に成功。マルティネス―アンカハスの再戦の勝者と年内の統一戦を希望していた。

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2022年10月9日のニュース