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井岡がニエテスと7・13に3年ぶり再戦「はっきり決着をつけたい」

[ 2022年6月2日 13:39 ]

4階級制覇対決となる井岡一翔(左)とニエテス(TBS、志成ジム、トラロックエンターテインメント提供)
Photo By 提供写真

 ボクシングの志成ジムは2日、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(33=志成)が7月13日に東京・大田区総合体育館で、同級1位のドニー・ニエテス(40=フィリピン)を相手に5度目の防衛戦を行うと正式発表した。ともにミニマム級、ライトフライ級、フライ級、スーパーフライ級で世界王座を獲得しており、4階級制覇同士の対決となる。試合は当日午後9時からTBS系列で全国生中継される。

 井岡は18年のおおみそかにマカオで行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦でニエテスに1―2の判定負け(116―112、112―116、110―118)。その時は逃した日本人初の4階級制覇を19年6月に達成し、その後4度の防衛を重ねた。当初は昨年大みそかにIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との2団体王座統一戦が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染再拡大で外国人の新規入国が禁止され、急きょ福永亮次(角海老宝石)との防衛戦に変更。アンカハスは今年2月、フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に判定負けして王座から陥落したが、ニエテスとの約3年半ぶりの再戦は、統一戦実現へ重要なV5戦となる。

 ▼井岡一翔 望んでいた統一戦はなく指名試合になってしまったが、あの負けた日から始まって今があると思う。過去の自分を超えるためにも、あそこから始まったストーリーにしっかり終止符を打ちたい。どちらが真の4階級王者なのか、はっきり決着をつけたい。誰が見ても井岡が勝ったという試合をしたい。

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2022年6月2日のニュース