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井岡一翔、ロドリゲス共に一発クリア WBO世界Sフライ級タイトルマッチ

[ 2021年8月31日 12:51 ]

井岡一翔
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 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(9月1日、大田区総合体育館)の前日計量が31日、都内で行われ、王者・井岡一翔(32=志成)はリミットの52.1キロ)、指名挑戦者で同級2位のフランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(29=メキシコ)は400グラム軽い51.7キロで、ともに一発でクリアした。

 井岡にとっては昨年大みそかの田中恒成(畑中)戦以来、8カ月ぶりのリングとなる。その田中戦では左腕のタトゥーが露出したことから日本ボクシングコミッション(JBC)から厳重注意処分を受ける一方で、JBCのずさんな検査により、ドーピング違反が疑われる騒動もあり、JBCから謝罪を受けた。日本人男子で唯一の4階級制覇王者は3戦連続で指名挑戦者との対戦で3度目の防衛を目指す。

 元WBO&IBF世界ミニマム級統一王者のロドリゲスにとって15年7月にWBO世界ライトフライ級王者ドニー・ニエテス(フィリピン)に判定で敗れて以来、6年2カ月ぶりの世界戦。16年2月以降は15連勝中で、「ラストチャンス」と位置付ける井岡戦で“飛び級”での2階級制覇を狙っている。

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