王者・ユーリ阿久井がTKO勝ち、敵地で2度目の防衛「ステップアップできた」
プロボクシング 日本フライ級タイトルマッチ10回戦 〇王者・ユーリ阿久井政悟 TKO10回2分49秒 同級6位・桑原拓● ( 2021年7月21日 後楽園ホール )
王者・ユーリ阿久井が大橋ジム期待の桑原にTKO勝ちした。
1回に右ストレートでダウンを奪い、その後もプレスを掛け続けて最後は強烈なワンツー。残り11秒で同学年の挑戦者を沈めた。過去の15勝のうち9勝が1回KOの強打者は「ステップアップできたと思う。10回までやれて、しかも最後に倒せたのが一番の収穫」と話した。昨年6月に結婚し、10月には長女が誕生した。敵地でベルトを守った25歳のパパは「早く帰って娘に会いたい」と相好を崩した。
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