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天海ツナミは判定負けで王座陥落 エストラーダが2階級制覇

[ 2021年7月10日 11:44 ]

天海ツナミ
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 プロボクシングのWBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ10回戦は9日(日本時間10日)、米ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで行われ、王者・天海ツナミ(36=山木)は挑戦者でWBA女子世界ミニマム級王者のセニエサ・エストラーダ(29=米国)に0―3の判定で敗れ、4度目の防衛はならなかった。エストラーダはプロ21連勝で2階級制覇を達成した。

 天海は立ち上がりから積極的に前に出たが、スピードと手数があり、右構えと左構えを巧みにスイッチするエストラーダを捉えきれず、逆に被弾する場面が目立った。ラウンド中のペース配分も上手い相手にポイントをピックアップされ、ジャッジ3者の採点は91―99、92―98×2と大差がついた。

 天海はこれまでメキシコ、チリで7戦しているものの、白星はなく、初の米国でも黒星で王座陥落。戦績は28勝(16KO)13敗1分けとなった。

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2021年7月10日のニュース