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不祥事で日体大中退の湯川成美がプロデビューで判定勝ち

[ 2021年3月18日 19:55 ]

プロデビュー戦で判定勝ちした湯川成美(左)
Photo By スポニチ

 プロボクシング興行「Vikutoriva(ビクトリーヴァ)Vol.6」は18日、東京・後楽園ホールで行われ、セミファイナルの60キロ契約6回戦では、不祥事により日体大を自主退学した湯川成美(25=駿河男児)が東祐也(21=北海道畠山)に3―0で勝ちし、プロデビュー戦を白星で飾った。

 序盤は手数の多い東に苦しめられたが、トリッキーな動きから左右のアッパーなどを的確にヒットさせ、ジャッジ3者の採点は58―56、59―55×2と完勝だった。

 湯川は日体大でエース格として活躍。38勝(22KO)13敗とアマチュアとしては高いKO率を誇っていたが、3年だった16年5月に大麻を所持していたとして逮捕、起訴され、執行猶予付きの判決を受けた。執行猶予期間はライセンス取得が認められないため、19年12月にプロテストを受験して合格。ようやく迎えたデビュー戦だった。

 駿河男児ジムの前島正晃会長はブログやYouTubeで、これまでの湯川の活動を報告している。

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2021年3月18日のニュース