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大橋ジム期待のルーキー アマ8冠・中垣&“ミラモン”松本そろってTKOデビュー

[ 2020年8月24日 19:57 ]

プロデビュー戦を2回TKO勝利で飾った大橋ジム期待のルーキー中垣龍汰朗(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシングの第72回フェニックスバトルは24日、東京・後楽園ホールで行われ、大橋ジム期待の新人2人が白星でプロデビュー戦を飾った。アマチュア8冠の中垣龍汰朗(20)は堀井翔平(29=トコナメ)に2回2分2秒、TKOで勝利。松本圭佑(21)も三宅寛典(31=ビッグアーム)に4回34秒、TKO勝ちした。

 中垣は宮崎・日章学園高で高校5冠、国際大会でも3度優勝している逸材。松本は元東洋太平洋フェザー級王者で、川嶋勝重や八重樫東を世界王者に育てた松本好二トレーナー(50)の長男。U―15全国大会を5連覇し、フジテレビ「ミライ☆モンスター」に何度も出演している。ともに高校卒業後は東農大に進学し、東京五輪を目指していたが、五輪への道が途切れたため、プロ転向を決意した。

 コロナ禍でスタートしたプロ生活はジムの休館など練習が制約され、デビュー戦も延期となったが、互いの存在を励みに切磋琢磨(せっさたくま)。WBA&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27)ら強豪選手がそろうジムで着実に腕を磨き、結果につなげた。

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