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渡部大介「はじめの一歩」登場へ全力!「勝ちにこだわって勝負したい」

[ 2020年8月21日 15:35 ]

<はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント決勝>前日計量をクリアした渡部大介(左)と草野慎悟(DANGAN提供) 
Photo By 提供写真

 プロボクシング「はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント決勝」(22日、後楽園ホール)の前日計量が21日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、渡部大介(29=ワタナベ)、草野慎悟(31=三迫)ともにリミットの57.1キロでパスした。

 少年マガジンで連載中の人気マンガ「はじめの一歩」の連載30周年を記念して開催されたトーナメント。優勝者には賞金100万円に加え、「はじめの一歩」に登場する権利が与えられる。計量後にオンラインでの会見に臨んだ渡部は日本4位にランクされているものの、まだタイトル挑戦がないだけに「タイトルを獲っていなくてもすごく有名になれるチャンスだと思う。自分がボクシングを始めたきっかけも『はじめの一歩』を見たことなので実名で登場できるのはうれしい」と優勝への意欲を語った。

 緊急事態宣言解除後にジムワークを再開すると、「走る体力とボクシングの体力は違う」という考えからスパーリングやマスボクシング、サンドバッグラッシュなど実戦に向けての練習を多く消化。「いつも通り順調にきちんと調整できた」と仕上がりに自信を示した。

 準決勝では元WBOアジアパシフィック王者リチャード・プミクピック(フィリピン)を判定で下しており、ノーランカーの草野に負ける訳にはいかない。「草野選手も強い気持ちで来ると思うし、打ち合う場面ではしっかり打ち合うイメージなので、不用意な一発をもらわないようにしたい。判定でも何でもいいので、勝ちにこだわって勝負したいと思っています。力の差を見せつけて勝てるように全力で闘います」と気合を入れた。

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2020年8月21日のニュース