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大阪のボクシングジムで新たに2人感染判明 全国のジムに出稽古自粛を要請

[ 2020年7月23日 16:34 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)は23日、日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟する大阪府内のボクシングジムで練習を行ったアマチュア選手2人が新たに新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。

 この日、新たに感染が確認されたアマ選手はともに20歳代の男性で、このジムの会員ではないという。1人は11日にジムで練習し、18日に発熱したため、19日にPCR検査を受け、20日に陽性と判定された。現在の症状は喉の痛み程度だが、ホテルで隔離中。もう1人は14日にジムで練習、18日に微熱と頭痛の症状があり、20日にPCR検査を受け、22日に陽性が判明した。現在は無症状だが、入院中という。

 このジムでは17日に50歳代男性の感染が判明して以降、22日までに9人の感染が確認されており、感染者は合計11人となった。感染拡大を受け、JBCとJPBAの新型コロナウイルス対策協議会は、JPBA加盟全ジムに対し、出稽古(所属ジム以外でのスパーリングなどの練習)の自粛、日本ボクシング連盟登録のアマチュア選手のプロ加盟ジムでの出稽古自粛、プロ加盟ジム所属トレーナー等の大学など教育機関での指導の自粛を要請した。

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2020年7月23日のニュース