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田中教仁、計量クリア “鬼門”でのベルト奪取へ万全仕上げ

[ 2020年3月2日 14:47 ]

<WBA世界ミニマム級タイトルマッチ>前日計量をクリアしたスーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(左)と挑戦者の田中教仁(三迫ジム提供)
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 ボクシングのWBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(3月3日、タイ・ナコンサワン市庁舎前野外特設リング)の前日計量が2日、バンコク市内で行われ、スーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(29=タイ)、挑戦者で同級10位の田中教仁(35=三迫)ともにリミットの47.6キロでクリアした。

 プロデビューから苦節15年。世界初挑戦の田中は日本ボクシングコミッション(JBC)が公認した世界戦で日本人が24敗1分けと、過去に1度も勝っていない“鬼門”タイでのベルト奪取を狙う。26日に現地入り。プール付きのリゾートホテルに滞在し、快適な環境で調整を続けてきた。警戒していた暑さは想定していたほどでなく、ここまでは“アウエーの洗礼”も受けることなく、万全の仕上がりだ。

 新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、家族などの応援を固辞。三迫貴志会長、鈴木啓太トレーナーら少数のスタッフだけで敵地での偉業に挑む。

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