岩佐亮佑 NYで行われるタパレス戦へ「絶好調」公開練習で手応え口に

[ 2019年11月27日 17:07 ]

IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に向け、定常育郎とスパーリングを行う岩佐亮佑 
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 12月7日(日本時間8日)に米ニューヨークでIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨む元王者で同級1位の岩佐亮佑(29=セレス)が27日、千葉県柏市のジムで公開練習を行った。

 元WBO世界バンタム級王者マーロン・タパレス(27=フィリピン)との一戦に向けて日本バンタム級4位の定常育郎(22=T&T)と2ラウンドのスパーリング。本人は「最後だし軽め」と話したが、定常が「倒れそうになるパンチもあった」と振り返るほど力強さを見せつけた。

 「フィリピン人相手の本格スパーも怪我なく、調子よく終われてコンディションはいい。絶好調だと思います。ニューヨークで試合ができることは感謝しかない。後は僕が結果を出すだけです」

 今月16~23日にフィリピンからマイケル・ダスマリナス、アンソニー・ヘラルドの2人のパートナーを招いて計33ラウンドを行うなど、ここまで短期集中で約70ラウンドのスパーを消化し、タパレス対策は万全。さらに前回、世界王者になった17年秋から始めたフィジカルトレーニングの成果がここに来て出ている。小林昭司会長は「明らかにパワーアップしていると、ミット持つ身として感じている」と太鼓判。岩佐自身も「下半身が安定したし、スタミナを強化して疲労の回復が早くなり、良いコンディションで良い練習ができている。自信もついた」と手応えを口にした。

 タパレスは元日本バンタム級王者の大森将平(ウォズ)と2度対戦し、2度ともKO勝ちしている強打のサウスポー。岩佐は「独特のタイミングでパンチ力があり、フック系の強い選手」と警戒し、「僕の集中力が切れた時が危ない時」と戦いをイメージ。「本心からラストチャンスだと思っている。死にものぐるいで獲りにいく。泥臭いボクシングでも勝ちにこだわる」と言い切った。

 昨年5月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)の試合を観戦に訪れたほどニューヨークでの試合に思い入れは強い。「米国でも活躍できる選手になることは夢だったし、モチベーションは上がりますね。僕が思っていた以上のリングが用意されて、うれしい」。勝てばWBA&IBF統一王者ダニエル・ローマン(米国)との対戦も現実味を帯びてくるだけに「ローマンとやりたい。その前に少しでも米国で名前を売れたら」と意気込んだ。岩佐は来月1日に渡米する。

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