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京之介 亀田家初の新人王に輝く「どんなもんじゃーい!」3兄弟のいとこ

[ 2019年11月3日 17:30 ]

<東日本新人王決勝戦>東日本新人王フェザー級、今成(左)に右ストレートを見舞う亀田京之介(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングの第76回東日本新人王決勝は3日、東京・後楽園ホールで行われ、亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21=協栄)が東日本フェザー級新人王に輝いた。今成太希(三迫)に3回1分10秒TKO勝ちした。亀田は最優秀選手賞(MVP)も獲得した。

 プロ初対戦のサウスポーを右フックで沈めた京之介はコーナポストに上がって両手を突き上げ、大喜び。勝利インタビューでは「ホンマは12月の全日本で勝ってから言いたかったけど、先に言わせてもらいます」と前置きすると「どんなもんじゃーい!」と雄叫びを上げた。

 「浪速の狂拳」の異名を持つ京之介だが、18年1月のプロデビューは屈辱の2回TKO負け。そこから、はい上がり亀田家初の新人王獲得を果たした。「相手も無敗の選手だし、この試合ならもなら問題ない、文句ないでしょ?相手は無敗の選手だし。自分でも80点はあげられる」と合格点をつけた。

 協栄ジムの金平桂一郎会長は「注目度に実力が追いついてきた。当て勘があるし、パンチもあり、目もいい。これからもっと伸びる部分もある」と目を細めていた。

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2019年11月3日のニュース