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小原佳太 格の違いで4回TKO勝ち!「日本タイトルがノルマ」王者・永野に挑戦へ

[ 2019年10月26日 22:20 ]

<日本ウエルター級挑戦者決定戦>4回TKO勝ちし、スタンドの声援に応える小原佳太(右)
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 プロボクシングのチャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦は26日、東京・後楽園ホールで行われ、ウエルター級は同級1位の小原佳太(32=三迫)が同級2位の垂水稔朗(25=協栄)を4回2分59秒、TKOで下し、王者・永野祐樹(帝拳)への挑戦権を獲得した。

 かつてスーパーライト級で日本、東洋太平洋王座、ウエルター級でWBOアジアパシフィック王座に君臨した小原が格の違いを見せつけた。立ち上がりこそ慎重に入ったが、相手との距離をつかんだ3回から一気にギアを上げた。4回、ワンツーからの強烈な右ストレートを垂水の顔面に浴びせてダウンを奪うと、立ち上がった垂水へ再び右ストレート。2度目のダウンにレフェリーはノーカウントで試合を止めた。

 「もっとゴリゴリにインファイトしてくると予想していた。実力で勝ちたいと思っていたんでしょうけど、中間距離では僕の方が強い。しっかり考えて作戦をやっていたけど、あの真面目さでは僕には勝てないですね」

 垂水とは16年の世界初挑戦の前から何度もスパーリングで拳を交えていた。自分のボクシングを良く知る相手だけに警戒していたが、正攻法でぶつかり合えば、実力も経験値も上だけに“怖さ”はなかった。

 9月下旬に米ロサンゼルスで2週間の合宿を敢行。小原にとっては「そこで感じたもの、その成果を出せるかどうか」、そして再び世界戦線へ返り咲くための試金石だった試合。三迫貴志会長は「いい形で勝てた。次に日本タイトルを獲って国内で1番を証明できれば、アピールになる」と目を細めた。永野との一戦へ、小原は「勝つのは最低限のノルマ。日本タイトルを獲ることがノルマだと思っている」と自分自身に言い聞かせるように話した。

 リング上で小原と対面した永野は「自分にとって、また上に行けるチャンスだと思っている。しっかり倒して世界ランキングをいただき、小原さんに引導を渡します」と宣言した。

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