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“戦うナース”谷山佳菜子「キターっ」 奥田朋子との王座決定戦が決定

[ 2019年8月20日 11:46 ]

ボクシング転向3戦目でタイトルに初挑戦する“戦うナース”谷山佳菜子
Photo By スポニチ

 極真空手の元世界女王でキックボクシングを経てプロボクサーに転身した“戦うナース”谷山佳菜子(32=ワタナベ)が9月16日に大阪府堺市の大浜体育館で奥田朋子(36=ミツキ)と東洋太平洋女子&日本女子バンタム級王座決定戦に臨むことが決まった。

 プロ3戦目でタイトル獲りに挑戦。谷山は「キターって感じですね。しっかり実力をつけて挑戦したいと思っていたので、3戦目は早いとも思うけど、せっかくチャンスをいただいたのでモノにしたいです」と前向きだ。

 空手からキックの世界に活躍の場を広げていたが、16年11月の稽古中に左膝半月板を損傷。3度の手術を受け、1年半以上もリハビリを続けたものの、最終的にキックを断念し、プロボクサーに転身した。空手で培ったフィジカルとパンチ力には定評があり、デビュー2連勝。2戦目には東洋太平洋現ランカーに判定で完勝しており、WBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代(31=。EBISU K’s BOX)が世界挑戦のために返上し、空位となったタイトルを奥田と争うことになった。

 谷山は奥田について「キャリア豊富なテクニシャンでやりにくいタイプ」と分析。「技術も体力もメンタルも今できる最高の状態にもっていくしかない。最後は気持ちの勝負。絶対にタイトルを獲ります」と意気込んでいる。

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2019年8月20日のニュース