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村田諒太「ぶん殴って倒してやりたい」 仮想ブラント相手に公開スパー

[ 2019年7月3日 17:35 ]

公開スパーリングで激しくミットを打つ村田諒太(撮影・荻原 浩人)
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 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(12日、エディオンアリーナ大阪)に臨む、前王者・村田諒太(33=帝拳)が3日、都内のジムで公開練習を行い、ロブ・ブラント(28=米国)との再戦を前に初めて報道陣にスパーリングを披露した。

 シャドー、ミット打ちの後、長身で来日中のパートナーでは一番、ブラントに似ているアイザイア・スティーン(22=米国)を相手に2ラウンドのスパー。スーパーミドル級でリーチがあり、スピードもある相手に対してプレッシャーをかけ、ジャブをかいくぐってボディーを連打するなどブラント対策の一部も垣間見せた。

 帝拳ジムの浜田剛史代表は「技術面、精神面ともに最高の状態にある。あとは12日の試合を待つだけ」と太鼓判を押す。試合まであと9日。本格的な減量期に入り、5日にはスパーを打ち上げる予定。村田は「さすがに疲れてはいるけど、いい感じです」と手応え。昨年10月の対戦で判定負けした相手に対し「悔しい思いをしたので、ぶん殴って倒してやりたい」と闘志を燃やした。

 ファンに向けてのメッセージを求められると「ベストの僕を見せますし、面白い試合を見せますので楽しみにしていて下さい」と力強く語った。

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2019年7月3日のニュース