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井上岳志、日本人38年ぶりスーパーウエルター級王座へ闘志

[ 2019年1月26日 05:30 ]

WBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチ   (王者)ハイメ・ムンギア《12回戦》(同級3位)井上岳志 ( 2019年1月26日    米国・ヒューストン・トヨタセンター )

井上岳志
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 世界初挑戦の井上が24日、米ヒューストンで公式会見に臨み、スーパーウエルター級では日本人38年ぶりとなる王座獲得を誓った。井上はプロモーターのオスカー・デラホーヤ氏から紹介されると、「ムンギアは偉大な王者で、素晴らしい戦いになることを楽しみにしている。ベルトを日本に持って帰るために来た」と英語で抱負を語った。

 22歳のムンギアは、3階級制覇王者サウル“カネロ”アルバレスと同じメキシコ出身で、「カネロ2世」の呼び声も高い。昨年5月のカネロとゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の再戦が延期となった時にはカネロの代役候補に名が挙がった次世代スター候補。英ブックメーカー・ウィリアムヒルが井上勝利に15倍、ムンギアに1・02倍のオッズをつけるなど大方の予想は圧倒的に王者優勢だが、それは覚悟の上。強豪ひしめく階級で井上が大番狂わせを狙う。

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2019年1月26日のニュース