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亀田和毅が再始動 金平会長「夢は広がった」日本人挑戦者との対戦も視野

[ 2018年11月26日 13:49 ]

ジムでの練習を再開した亀田和(左)は金平会長とガッチリ握手
Photo By スポニチ

 2階級制覇を達成したボクシングのWBC世界スーパーバンタム級暫定王者・亀田和毅(27=協栄)が26日、東京・新宿区の協栄ジムでジムワークを再開した。

 今月12日にアビゲイル・メディナ(30=スペイン)に判定勝ちし、暫定王座を獲得してから中2週間での再始動。和毅は「スポンサーへのあいさつ回りとかあって、あまり休めていない」といい、この日は縄跳び、シャドーなどで軽く汗を流しただけ。「ここまで忙しくなるとは思っていなかった。でも、勝ったからついてきたこと。お祝いされるのはうれしいし、次また頑張ろうってなる」と話した。

 試合後に明かしていた夫人との旅行もまだ実現しておらず、プランを練っている最中。「年末は日本におるか、メキシコにおるか分からんけど、一つ言えるのは奥さんと一緒におるってことや」と愛妻家の一面も見せた。

 次戦については、本来なら正規王者レイ・バルガス(27=メキシコ)との王座統一戦となるが、まだWBCから指令はなく、他団体王者との統一戦を希望しているとされるバルガスの動きも不透明だが、協栄ジムの金平桂一郎会長は「指名試合になるのか、選択試合を挟めるのかは分からないが、日本人の挑戦も考えている。夢は広がった。楽しいね」と語り、将来的に日本人挑戦者との対戦も視野に入れていることも示唆した。

 年明けにはフィジカルトレーニングやスパーリングなど実戦練習を本格スタートさせる予定。和毅は「自分は与えられた試合を勝っていくことだけ。来年は統一チャンピオンになりたい」と抱負を語った。

 なお「3兄弟複数階級制覇」をギネス申請する準備を進めていることも明かされた。認定されれば、亀田3兄弟にとって「3兄弟世界王者」「3兄弟同時世界王者」に続く3つめのギネス世界記録となる。

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