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亀田興毅氏1試合限定現役復帰戦の相手は“因縁”ポンサクレック氏

[ 2018年3月31日 23:57 ]

現役復帰する亀田興毅氏
Photo By スポニチ

 ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(31)が1試合限定で現役復帰し、5月5日に東京・後楽園ホールで元WBC世界フライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム氏(40=タイ)と対戦する。31日に放送されたAbemaTV「ラスト亀田興毅〜最後の現役復帰〜」の番組内で発表された。

 ポンサクレック氏は、興毅氏がWBCフライ級王者だった10年3月に王座統一戦で対戦し、プロ23戦目にして初黒星を喫した相手。0―2で判定負けした試合後の父・史郎氏の言動が問題となり、日本ボクシングコミッション(JBC)から事実上の永久追放処分を受け、再戦申請もWBCに却下されていた。

 興毅氏は「日本のリングで最後引退したいという思いがあった。ボクサー亀田興毅を終わらせなくちゃいけなかった」などと復帰の理由を説明。ポンサクレック氏を選んだ理由として「初めて負けた相手。あれがボクサー亀田興毅の歯車を変えてしまった。完全決着をつけたい」と語り、「最高の試合をします」と力強く宣言した。

 15年10月に引退した興毅氏は今年の元日に現役復帰の意向を示し、戦いたい相手がいると明かし、30日に更新したブログでも「戦いたい選手としか試合はしない。その選手と戦えないなら現役復帰は無し」と断言していた。

 WBCフライ級王座を合計23回防衛し、日本人キラーとしても知られたポンサクレック氏は13年8月の試合を最後に引退している。

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2018年3月31日のニュース