大仁田厚 7年ぶり7度目引退試合で勝利「こんなウソつきと、こんな弱い男にたくさんの応援ありがとう」
大仁田厚ファイナル後楽園大会 ( 2017年10月31日 後楽園ホール )
元参院議員のプロレスラー大仁田厚(60)が全日本プロレス時代の1974年にデビューした思い出の地・後楽園ホールで引退試合を行った。
鷹木信悟、KAIと組み、猪木イズム最後の継承者である藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外組と6人タッグのストリートファイトデスマッチで対戦。いす、机、有刺鉄線バット、ギターと集中攻撃を浴びながらも毒霧噴射でペースをつかみ、最後は論外を抑え込んで勝利を収めた。
引退試合は7年ぶり7度目。還暦を迎えて「膝も良くないし、階段があるとエレベーターを探してしまう自分が嫌だなと思う」と衰えを理由に挙げた。引退セレモニーでは82歳の母・松原巾江さんがリングに上がり、「本当に出来の悪い息子ですいません」と涙で感謝。「レスラーとしてリングに上がることはないが、プロレス界には貢献したい」という邪道が今後どんな道を歩むのか注目される。
▼大仁田 すいません、こんなウソつきと、こんな弱い男に、たくさんの応援ありがとうございます。1つだけ、大仁田のいいところがある。絶対に諦めないこと。絶対に夢を諦めんな!
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