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三浦 王座復帰でビッグマッチ実現だ!コラレスとの統一戦意欲

[ 2017年7月14日 05:30 ]

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者ミゲル・ベルチェルト≪12回戦≫同級1位・三浦隆司 ( 2017年7月15日    米ロサンゼルス )

記念撮影する三浦(右から2人目)とベルチェルト(同3人目)、前座に出場するコラレス(左端)
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 王座復帰を懸けてWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチに臨む三浦隆司(33=帝拳)が12日(日本時間13日)、ロサンゼルス市内で公開練習に参加した。セミファイナルに出場するWBA同級スーパー王者ジェスレル・コラレス(26=パナマ)も出席し、前スーパー王者・内山高志(37=ワタナベ)を2度破って成り上がった男は三浦との統一戦に意欲を示した。

 コラレスは日本人記者を見つけると、気さくに握手を交わした。三浦との統一戦に興味があるか問われると「三浦が勝てばやってもいい。年末に日本で?いつでもやるよ」とビッグマッチを歓迎する姿勢を示した。

 昨年2度の来日ではあわや計量失敗、女子アナをナンパなど話題を振りまいた一方、内山を2度撃破。4月に米ゴールデンボーイ・プロモーションズと複数年契約を結び、激戦のスーパーフェザー級で主役候補に名乗りを上げた。今回は同プロモーションズの興行で防衛戦が決まり、念願の米デビュー。ロス市内で行われた公開練習では「“インビジブル(透明人間)”の俺が動いたら、リング上で見えなくなるぜ」とPRに努めた。

 一方の三浦は公開練習でメキシコのテレビ局など6、7社のインタビューを受け、撮影用にシャドーボクシングを披露。海外での試合は4度目で、「こういう雰囲気はこちらならではなので、そこは楽しい」と動じる様子はなかった。全選手そろっての写真撮影では中央に立つよう指示されてメインを実感したと明かし、「これだけ注目されるとうれしいし、勝たないといけない」と気合を入れた。

 かつて三浦も内山との統一戦に意欲を示していた。この日の米メディアのインタビューでも「チャンスがあれば統一戦をやりたい」と王座奪回後の青写真を口にした。「体重はリミット近くまで来ている」と問題なし。豪快なKO劇で海外でも人気の三浦がベルトを取り戻せば、ビッグマッチのチャンスが訪れそうだ。

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2017年7月14日のニュース