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【尚弥と一問一答】反省点は間の取り方 数センチ、数ミリの世界

[ 2017年5月22日 05:38 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ   ○王者・井上尚弥 3回1分8秒KO 同級2位リカルド・ロドリゲス● ( 2017年5月21日    有明コロシアム )

試合後、(左から)田中、田口、比嘉、拳四朗から祝福される井上
Photo By スポニチ

 ――最初に奪ったダウンは、完全に相手の左に合わせた。

 「ああいう入り方をしてくると分かっていた。だいたい1ラウンドで分かった。2ラウンド目からは相手もプレスを強めてきたので、これでいけるなと」

 ――想像より早い仕掛けだったのでは。

 「相手を勢いづかせないためというのもある」

 ――拳は大丈夫か。

 「もう拳のこと書くのはやめてください(笑い)。井上イコール拳、みたいになっちゃってるので」

 ――ロドリゲスはダウンしたのは自分の不注意と言っていたが。

 「狙ってました」

 ――次は米国と言われている。やり残したことはないか。

 「一応、KO決着できたので。良かったです」

 ――直前で八重樫があんな負け方をして、昨日は村田も負けた。

 「寸前で八重樫さんがあんな形になると、気持ちも落ちる。気持ちを上げていかないと、自分の試合に集中しないといけないと、と考えた」

 ――反省点はある?

 「あります。スパーリングと試合が全然違う。間の取り方とか。ホンの数センチ、数ミリですけど」

 ――それを突き詰める前に倒してるのでは?

 「それもあります(笑い)」

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2017年5月22日のニュース