尚弥“二刀流”で米へ殴り込む!!オーソドックス+サウスポー
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・井上尚弥≪12回戦≫同級2位リカルド・ロドリゲス ( 2017年5月21日 有明コロシアム )
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)が、24歳の目標に米進出を改めて掲げた。5度目の防衛戦を控え、10日の誕生日も横浜市内のジムで練習。9月に米国での試合オファーが届いており、「まずは5月だけど、次は米国。そういう話があると気持ちも高まる」と話した。
「具体的に話が来ていて(興行には)スーパーフライ級のトップ選手がほぼ出ると聞いている」と前WBC同級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)らと共演する可能性も明かした。
練習では弟の元東洋太平洋同級王者・拓真と12ラウンドのマスボクシングを実施。ラウンド中、左構えに再三スイッチしては右フックや左ストレートを披露した。相手を幻惑するためのスイッチではなく、「左ストレートで倒せたら」とオーソドックスとサウスポーの“二刀流”にも意欲を見せた。
11日からはアマチュアの元世界ユース銅メダリストでプロ7戦全勝のジェイド・ボーニー(フィリピン)とスパーリング。来週には下半身強化のため2度目の走り込み合宿も行う予定だ。
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