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村中 三保の松原で1週間走り込みキャンプへ 5月にWBA世界Sフライ級王者に挑戦

[ 2017年3月21日 15:16 ]

 フラッシュ赤羽ボクシングジムの川島勝会長は21日、5月13日に英国バーミンガムでWBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(27=英国)に挑むことが決まった同級10位の村中優(31=フラッシュ赤羽)が、26日から静岡・三保の松原で1週間の走り込みキャンプを行う予定を明らかにした。

 22日に東京・後楽園ホールで行われる同ジム主催の興業でリングに上がってあいさつするほか、キャンプから帰京後の4月にあらためて発表会見を開くという。現地には5月7日頃に出発の見通しで、川島会長は「急に決まったのであまり時間がない」と苦笑した。

 村中は世界初挑戦。ジムは2013年7月に元東洋太平洋スーパーミドル級王者・清田祐三がドイツで当時のWBO同級王者ロバート・スティーグリッツに挑んで以来、2度目の世界挑戦。英国で王座奪取となれば日本初の快挙だが、同会長は「敵地で判定で勝てるとは思っていない。倒す意気込みでいかないと」と話した。村中は計量に失敗して日本フライ級王座を失った経験があり「こっち(日本)である程度体重をつくっていかないと」と語った。

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2017年3月21日のニュース