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大平 3・1タイで3度目世界戦 WBAミニマム級

[ 2017年2月16日 20:58 ]

大平剛
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 ボクシングの花形ジムは16日、WBA世界ミニマム級15位の大平剛=おおだいら・ごう=(32)が、3月1日にタイ中部チョンブリの野外特設リングで同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(26=タイ)に挑戦することが決まったと発表した。試合開始時間は同日の午後3時(日本時間同5時)を予定。大平は今月22日にタイ入りする。

 元日本ミニマム級王者の大平は21戦13勝(1KO)5敗3分けの左ボクサータイプ。14年12月のIBF・WBO同級王座決定戦で高山勝成(33=仲里)に、昨年3月にはWBC同級王者ワンヘン・ミナヨーティン(31=タイ)に敗れており、今回が3度目の世界挑戦となる。14戦全勝(6KO)のノックアウトは昨年12月、小野心(34=ワタナベ)に判定勝ち。暫定王者時代を通じて通算5度目の防衛に成功している。

 大平はワンヘンにタイのナコンラチャシマでTKO負けしたあと、昨年12月に同地で判定勝ちして再起。タイでの試合は3戦連続となる。タイは日本人選手が世界戦で1分け21敗と苦戦している“鬼門”で、大平はジンクス破りと同時に「3度目の正直」を狙う。

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2017年2月16日のニュース