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山中ら3人 沖縄での走り込みキャンプから帰京「予定以上」

[ 2017年1月17日 17:22 ]

沖縄キャンプを終えて帰京した(左から)尾川堅一、山中慎介、ホルヘ・リナレス
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 ボクシングの帝拳ジムに所属するWBC世界バンタム級王者・山中慎介(34)、WBA・WBC世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(31=ベネズエラ)、日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(28)の3人が17日、沖縄・国頭村での走り込みキャンプを終えて羽田空港着の日航機で帰京した。

 10日からのキャンプ期間中、小雨はあったものの天候は問題なく、全てのメニューを消化。山中は「寒かったけど凄く走りやすかった。夏だった前回と全然違う。全て予定どおり。知らない間に距離が伸びたり、(走る)回数が増えたので予定以上」と話して報道陣を笑わせた。

 現地では1周1・5キロのコースを8周する12キロのクロスカントリー走や、砂浜ダッシュ、インターバル走など一日2部練で下半身をいじめ抜いた。3月25日に敵地・英国で前WBA世界ライト級王者アンソニー・クローラ(英国)との再戦を控えるリナレスは「右足がちょっと痛いけど、ホントにいいキャンプだった」と笑顔。今後の世界挑戦が期待されるキャンプ初参加の尾川は「最初は速いけど終盤はビリだった」と苦笑しながら脚力強化を誓った。

 山中は春に予定する12度目の防衛戦へ向けた土台づくりを完了。「下半身の粘り、強さを感じながらできて、さらに自信になった。確実にまたレベルが上がりました」と満足感を示し、「精神的にはつらかったけど、本当にいいトレーニングが詰めた。来週からスパーリングもやるかもしれない」と成果を試すのが待ち遠しい様子だった。

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2017年1月17日のニュース