ユーバンク・ジュニア　格闘技への転向に興味？元王者の父「できるかも」

クリス・ユーバンク・シニア（左）は息子のクリス・ユーバンク・ジュニアに指示を与える　（ＡＰ）
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　一流のプロボクサーが格闘技に転向して成功した例があるだろうか。悪いサンプルはある。元３階級制覇王者のジェームス・トニーは２０１０年に総合格闘技のＵＦＣに参戦。ランディ・クートゥアと対戦して初回に肩固めで一本負けを喫している。

　その光景に心を痛めたボクシングファンも多かったことだろうが、元ＷＢＡ世界ミドル級暫定王者のクリス・ユーバンク・ジュニア（２７）がＵＦＣに転向したらどうだろうか。父はミドル級とスーパーミドル級を制した元２階級制覇王者のユーバンク・シニア。その父が２６日に自身のツイッターでその件について触れている。

　ファンから「ＵＦＣはボクシングを超える存在になるか」と問われたユーバンク・シニアは次のように返信した。「息子はＵＦＣが好きで、１０歳の時から取っ組み合いをしていたよ。ボクシングで王座に就いたら、その後は格闘家デビューできるかもしれないね」。息子を話題に出したのは少しはぐらかすためだろう。分かってはいるが、ユーバンク・ジュニアが１０オンスのグローブではなく、４オンスのオープンフィンガーグローブをはめている姿はあまり想像したくない。