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フラナガン 一方的に攻め4度目防衛 同性愛公表クルスは戴冠ならず

[ 2016年11月27日 09:21 ]

互いにパンチを交換するフラナガン(左)とクルス (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBO世界ライト級タイトルマッチ12回戦は26日(日本時間27日)に英国のカーディフで行われ、王者のテリー・フラナガン(27=英国)が挑戦者のオルランド・クルス(35=プエルトリコ)を8回TKOで下し、4度目の防衛に成功した。

 試合はフラナガンが初回からクルスにプレッシャーをかける一方的な展開。フィニッシュとなった8回は左右の連打でクルスから2度のダウンを奪う完勝だった。フラナガンはこれでデビューから無傷の32連勝(13KO)。一方、クルスは31戦25勝(13KO)5敗1分。史上初めて同性愛者であることを公表した世界王者が誕生するかと注目されたが、2度目の世界挑戦もかなわなかった。

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