症状は深刻?フューリーが王座返上「治療と回復に専念するため」
プロボクシングのヘビー級王者タイソン・フューリー(28=英国)が世界ボクシング機構(WBO)と世界ボクシング協会(WBA)のタイトルを返上した。13日に英国のプロモーターが発表した。「治療と回復に専念するため」としている。
フューリーは昨年11月にウラジミール・クリチコ(40=ウクライナ)から判定で同タイトルを獲得。その後、クリチコとの再戦がセットされたが、故障と健康上の理由で2度に渡り延期された。さらに、躁うつ病に悩まされ、コカインを摂取してきたことが明らかに。タイトル返上についてフューリー本人は「これが唯一フェアで正しいことだと思う。空位のタイトル戦を行うことがボクシング界を活発にする」とコメントした。
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