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王者・竹中 勝って世界へ!「来年の主役の一人になりたい」

[ 2016年10月12日 14:07 ]

2度目の防衛戦を迎える竹中(右)と挑戦者のブラガ
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ(13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、2度目の防衛を目指す王者・竹中良(31=三迫)、挑戦者のランディ・ブラガ(28=フィリピン)ともにリミットを100グラム下回る57・0キロで一発パスした。戦績は竹中が14勝(8KO)3敗1分け、ブラガは19勝(5KO)1敗1分け。

 竹中は昨年8月に王座を奪取した際、右拳を負傷して手術。今年4月の初防衛戦で再び痛めたが「今は大丈夫。8月から全力でやっている」と強調し「減量もうまくいったし、カラカラしていない」と順調な仕上がりをアピールした。ブラガについては「アマ経験もあるみたいで、しっかりしたボクシングをする」と分析。「なかなかパンチを当てさせてくれないと思うけど、右が当たらなくてもボディーから上下とか、接近戦もできるのでいろいろ試したい」と話した。

 同じフェザー級では3度の世界挑戦経験を持つ細野悟(大橋)が今月3日にIBF王座挑戦者決定戦に敗れた。「細野さんでも負けるんだと思った。世界はやっぱり違う」と壁の厚さを実感したというが、「ここで勝つことでフェザー級を盛り上げたい。来年の主役の一人になりたい。勝って次へつなげたい」と世界を意識したコメントが口をついた。

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2016年10月12日のニュース