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中量級“歴代最強”の1人、60歳プライヤー氏が心臓病で死去…

[ 2016年10月11日 05:30 ]

 ボクシングの元WBA・IBF世界スーパーライト級王者で国際殿堂入りも果たしたアーロン・プライヤー氏が9日、出身地の米オハイオ州シンシナティで亡くなった。60歳。心臓病で長く闘病生活を送っていた。

 荒々しい戦いぶりで中量級選手歴代最強の一人と呼ばれ、80年にWBA世界同級王座を獲得して8度防衛。82年に米マイアミでアレクシス・アルゲリョ(ニカラグア)に14回TKO勝ちしたV6戦はボクシング史上に残る名勝負といわれる。眼疾や薬物使用などが重なり90年に引退。生涯戦績は39勝(35KO)1敗。薬物依存症を克服して結婚し、晩年は牧師に転身して青少年を指導していた。

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2016年10月11日のニュース