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和気、世界戦へスパー開始 「アリになれ!」の指示に持ち味発揮

[ 2016年6月22日 05:30 ]

スパーリングを開始した和気(中央)。左端は古口会長、右端は片岡鶴太郎

IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦12回戦 同級1位・和気慎吾VS同級2位ジョナタン・グスマン

(7月20日 エディオンアリーナ大阪)
 IBF世界スーパーバンタム級1位の和気慎吾(28=古口)が1カ月後の世界初挑戦へ向け、都内でフィリピン人選手2人とのスパーリングを開始した。

 同国スーパーフライ級王者ジョナス・スルタン(25)と、対戦相手のジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)と体格が似ているスーパーバンタム級のジェオ・サンチスマ(20)で、外国人選手のスパー相手を招へいするのは自身初めて。当日セコンドに就く俳優・画家の片岡鶴太郎が見守る中、3ラウンドずつ計6ラウンドを行った。

 当初は動きが硬かった和気だったが、古口哲会長が「(ムハマド)アリになれ!」と指示を与えると、スピードを生かしたヒット&アウェーの持ち味を披露。2人と今月いっぱいスパーを行う和気は「初日からうまくいくとは思っていない。フィジカル面ができてパンチの質は上がっているので、自信を持って前へ出て当てられるかを意識していきたい」と話した。

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