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ムハマド・アリ氏 故郷でイスラム葬 著名人ら数千人が参列

[ 2016年6月11日 05:30 ]

ムハマド・アリ氏のイスラム式の葬儀が営まれる

 3日に74歳で死去したボクシング元世界ヘビー級チャンピオン、ムハマド・アリ氏のイスラム教にのっとった葬儀が9日、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれ、参列したイスラム教徒ら数千人が残した功績を称えた。

 遺体が入ったひつぎがゆっくりと運ばれると、集まった参列者らは静かに祈りをささげ、最後の別れを告げた。共同電によると、ボクシング世界5階級制覇で知られるシュガー・レイ・レナード氏ら著名人も参列。キリスト教徒で黒人差別撤廃の公民権運動の指導者ジェシー・ジャクソン師は、アリ氏はチャンピオンとしてよりも人権活動家として語り継がれると指摘し「リングの中でも外でも闘いをやめなかった」と称賛した。10日午後(日本時間11日未明)には追悼式典が開かれ、ビル・クリントン元大統領らが弔辞を送る。

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2016年6月11日のニュース