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商社マンボクサー木村引退「新しいキャリアがスタート」

[ 2016年4月5日 05:30 ]

引退を発表した木村

 ボクシングの前WBC世界ライトフライ級王者・木村悠(32=帝拳)が自身のブログで引退を発表した。「プロボクサーを引退することを決めました。現役を終えてから新しいキャリアがスタートします!なので、引退というよりは卒業です」とつづった。

 ガニガン・ロペス(メキシコ)に判定負けして王座から陥落した3月4日の初防衛戦(京都)が最後の試合となった。千葉県出身の木村は習志野高―法大とアマチュアでキャリアを積み、06年に帝拳ジムからプロデビュー。08年の初黒星後に自身を鍛え直すため電気関連の専門商社に勤め「商社マンボクサー」と呼ばれた。

 打たせずに打つ技術が高く、15年11月のWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(仙台)ではペドロ・ゲバラ(メキシコ)に2―1の判定勝ちを収めて世界王者となった。プロ通算は22戦18勝(3KO)3敗1分けだった。

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2016年4月5日のニュース