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ソリス 今回は順調!13年の減量失敗どこ吹く風「過去のこと」

[ 2016年2月27日 05:30 ]

山中の写真を手に挑発する挑戦者のソリス

WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 同級3位リボリオ・ソリス―王者・山中慎介

(3月4日 島津アリーナ京都)
 山中に挑戦する前WBA世界スーパーフライ級王者ソリスが都内で練習を公開した。この日も強気一辺倒で「山中は“神の左”と呼ばれているようだが、ガラスの顎という愛称も付け加えた方がいい。顎が弱いのでパンチを受けたらグラつくだろう」と挑発した。

 過去2度の来日で河野公平と亀田大毅に勝っているが、13年12月の亀田大戦では体重超過で失格となり、やけくそでコーラをがぶ飲みした。それでも「もう過去のこと」と悪びれた様子はなく、「(リミットまで)あと3ポンド(約1・4キロ)なので問題ない」と順調な調整を強調した。ダウンを喫した河野戦を「一番恐怖を感じた」と振り返った一方、「大毅戦は散歩のようだった」と言いたい放題。「3人目の山中も倒せば日本人のプライドをズタズタにできる」と不敵に笑った。

 この日でスパーを打ち上げた山中は、ソリスの挑発を「初防衛戦のダルチニャン(オーストラリア)に比べれば…」と受け流し、「気を抜かずに調整してほしい。両者が万全なら面白い試合になるから」と念押し。失態もどこ吹く風の様子を伝えられると、「もういい年なんだから反省してほしい」と苦笑いした。

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