ベルムデス“余裕”の貫録勝ち「日本で試合ができて誇りに思う」
WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ ○王者ダニエラ・ベルムデス 4回1分26秒KO ●挑戦者・高野人母美
(11月11日 後楽園ホール)
2階級制覇王者ベルムデスが「夢だった」という初の海外での試合で貫禄を示した。
13・5センチの身長差がある高野を大振りの右で攻めると、3回以降は距離を詰めて攻勢をかけ、最後は右で仕留める完勝。「挑戦者はいい選手だった。日本で試合ができて誇りに思う」と余裕の口ぶりだった。ボクシング一家に育ち、トレーナーの父ティトさんとの約束で腹部にはグローブのタトゥー入り。夫のグスタボ・ガルシア氏を同伴し、観光を楽しみながら王者の仕事も果たした。
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