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亀田大毅「完璧だった」ボクサー人生、今後しばらくは“自由人”

[ 2015年11月5日 16:25 ]

帰国した亀田大毅

 左目網膜剥離のために引退を決めたボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田大毅(26)が5日、成田空港に帰国した。

 自らのボクサー人生について「亀田大毅としては完璧だった」とやりきった表情。10年2月にデンカオセーン(タイ)との再戦でWBA世界フライ級王座を獲得し、13年9月にはIBF世界スーパーフライ級王座にも輝いた。「“大毅は世界チャンピオンにはならない”と言われていたが、まさか2回もチャンピオンになれるとは思わなかった。あと1回チャンピオンになりたかったけど、まあ完璧だった」と振り返った。

 今後については、まだはっきりとは決まっていない。3日に8歳年上の夫人とニューヨークで式を挙げ、海外でも活躍するピアニストの西川悟平氏に演奏を依頼。病気で指7本しか使えなくなった西川氏と話をする時間があり「世界は広い。いろいろな世界がある」と刺激を受けたという。「世界を回って新しい夢を見つけられればいい。今はいろんなことをしたいし、本も一杯読みたい」と語り、しばらくは兄・興毅氏と同じく“自由人”として活動することになりそうだ。

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2015年11月5日のニュース