パッキャオ 来年4月9日に引退試合、プロモーターが明言
米複数メディアは24日、ボクシング史上2人目となる6階級制覇を成し遂げたフィリピンの英雄マニー・パッキャオ(36)が来年4月9日の試合を最後に引退すると伝えた。
プロモーターのボブ・アラム氏(83)がメディアに話したところによると、同氏は先週、パッキャオとニューヨークで会談を持ち、その席でパッキャオが「国会議員としての職務に専念したいので、これ以上、ボクシングに力を注ぐことができない。来年4月9日をラストファイトにしたい」と次戦での引退を口にしたという。
ボクサーの傍ら、地元フィリピンで2010年から下院議員を務めるパッキャオ。4月9日と具体的に日付をセットした背景には、来年5月中旬に行われる選挙が影響しており、選挙活動が始まる4月中旬以降に試合を行いたくないという希望があるそうだ。
ラストファイトの対戦相手はまだ決まっていないが、アラム氏はアミール・カーン、テレンス・クロフォード、さらに、すでにパッキャオと拳を交えたことのあるフアン・マヌエル・マルケスやティモシー・ブラッドリーをその候補に挙げていた。
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