具志堅会長「世界獲らせたい」　江藤光喜１１・２８Ｖ４王者挑戦

具志堅会長（左）と笑顔でポーズを決める江藤光喜

ＷＢＣ世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者カルロス・クアドラス≪１２回戦≫同級２位江藤光喜

（11月28日 ゼビオアリーナ仙台）
　ボクシングの帝拳ジムはＷＢＣ世界スーパーフライ級２位の江藤光喜（２７＝白井・具志堅）が１１月２８日にゼビオアリーナ仙台で、４度防衛中の同級王者カルロス・クアドラス（２７＝メキシコ、帝拳）に挑戦すると発表した。同日は木村悠（３１＝帝拳）が出場するＷＢＣ世界ライトフライ級タイトルマッチとのダブル世界戦になる。

　東洋太平洋フライ級王者の江藤は１３年に国内未公認のＷＢＡ世界同級暫定王座を獲得したが、正規の世界王座挑戦は初めて。「（暫定王座は）半分認められていない感じがあった。今回、俺は２階級制覇しますからね」と意欲たっぷり。

　白井・具志堅ジムは日本王者や女子の世界王者を輩出してきたが、男子の世界王者はいない。タレントとしても活躍する具志堅用高会長は「テレビでは世界王者を育てていないと話しにくい。もうネタがないし、限界にきている。必ず世界を獲らせたい」と同じ沖縄出身の愛弟子に期待を寄せた。