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寿以輝 試合前の事故も過失なし強調「僕は安全運転」

[ 2015年7月22日 05:30 ]

7連勝中の中沢(右)とガッツポーズを見せる辰吉

 プロボクシングの“浪速のジョー2世”辰吉寿以輝(じゅいき、18=大阪帝拳)がデビュー2連続KO勝利から一夜明けた21日、大阪市内のジムで会見した。左フックで豪快なKOを決めても「手があんまり出なかった」と初回の動きの悪さを反省した。

 試合前に遭った事故の詳細も明かした。今月10日、兄貴分の中沢奨(22)と一緒に自転車で帰宅途中。交差点を左折する際、左折先から来た軽トラックが極端な内回りで右折。正面から車が迫ってくる形になり、寿以輝は右肩が車体に当たり、左へはね飛ばされ、乗っていた自転車は前後輪ともグシャグシャだったという。「すぐに(骨は)折れてないとわかった。(骨折の経験はなくても)父ちゃんが“折れたら動かん”と言うてたから」。エックス線検査を受けて骨に異常がないことを確認。翌日も予定どおり練習をこなした。「僕はいつも安全運転です」。自らの不注意ではないと強調した。

 次戦は早ければ11月で初戦と同じスーパーバンタム級の見通し。「スカッと勝ちたい」。リングでは“安全運転”はしない。

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2015年7月22日のニュース