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辰吉Jr寿以輝、山中の前座試合「勝ってKOでつなげます」

[ 2015年4月15日 05:30 ]

JOEの文字が入ったジャージーで取材を受ける辰吉寿以希輝

スーパーバンタム級4回戦 辰吉寿以輝―岩谷忠男

(4月16日 大阪府立体育会館)
 “浪速のジョー”2世の辰吉寿以輝(じゅいき、18=大阪帝拳)が初々しくKO宣言だ。極度の緊張で顔を紅潮させながら「必ず勝って、KOでつなげます」と、続いて登場するスーパーバンタム級8回戦の中沢、そしてメーンの山中を盛り上げる快勝デビューを誓った。

 憧れの世界王者・山中との写真撮影で会見が終わり、18歳らしい感想を漏らした。「(こんなに緊張したのは)初めて。プロテストとは違う緊張だった」。気分がハイになる材料があった。山中の手元に置かれた、緑に輝くWBC世界ベルトだ。父の物とは違ってまばゆい光を放っていたことに「凄いピカピカやった。家に今もあるけど、うちのはピカピカじゃない」と王者の証に目を奪われた。

 体重はスーパーバンタム級リミット55.3キロを200グラム下回る55.1キロ。大阪帝拳の吉井寛会長は「(減量が順調で)バンタムでもいけるな」と次戦から父と同じ階級に転向させるプランも温めている。

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