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和毅 判定で3度目防衛、統一戦制す 興毅は復帰戦KOで飾る

[ 2014年11月2日 12:01 ]

 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王座統一戦12回戦は1日、シカゴで行われ、正規チャンピオンの亀田和毅(亀田)が暫定王者のアレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)に2―1で判定勝ちし、3度目の防衛に成功した。戦績は31戦全勝(19KO)。エルナンデスは41戦28勝(15KO)11敗2分けとなった。

 同じ興行で、世界4階級制覇を狙う亀田興毅が昨年11月以来の復帰戦に臨み、52・6キロ契約のノンタイトル10回戦でオマール・サラド(メキシコ)を4回2分21秒、KOで下した。

 世界戦を混乱させた問題で亀田ジム会長らが処分され、次男の大毅も含めて亀田3兄弟は国内で試合ができない。

 ▼亀田和毅の話 初めは左でコントロールできたが、後半に目を切ってから、ペースが向こうにいった。相手も王者だし、簡単にはいかない。目が切れたのも初めて。いい経験になった。

 ▼亀田興毅の話 もう少しいろんなことを試したかったが、米国という舞台でKO勝ちできたのは収穫。スーパーフライ級で問題はなかった。リングのあるところ、チャンスのあるところはどこにでも行く。(共同)

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2014年11月2日のニュース