山中慎介　10月Ｖ７戦向け“燃える合宿”ＷＢＣバンタム級

成田市内のゴルフ場で合宿を公開した帝拳ジムの（左から）三浦隆司、山中慎介、粟生隆寛

　ＷＢＣ世界バンタム級王者の山中慎介（３１）、同スーパーフェザー級王者の三浦隆司（３０）、元世界２階級制覇王者の粟生隆寛（３０）の帝拳ジム所属３選手が成田市内のゴルフ場で、今秋の試合へ向けた合宿を公開した。

　本田明彦会長によると、山中の７度目の防衛戦は１０月に東京で、三浦の３度目の防衛戦は１１月に実施の予定で、対戦相手は調整中。山中はスリヤン（タイ）、三浦はプエルタ（メキシコ）と、ともに同級１位との指名試合になる可能性がある。粟生は１０月に世界前哨戦の予定だ。

　約１週間の合宿では朝１時間半の走り込み、夕方２時間半のダッシュなどのトレーニングで体力強化を図っている。山中は「どんな相手が来てもいいように徹底的に走り込みたい」と気合たっぷり。昨年大みそか以来の試合となる三浦は「フィジカル強化で、いいパンチが打てている。早くやりたくなってきた」と手応え十分だった。