八重樫「重圧に打ち勝つ」4・6のV3戦へ練習公開
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(4月6日・大田区総合体育館)で3度目の防衛を目指すチャンピオンの八重樫東(大橋)が28日、横浜市内で練習を公開し「圧倒的な試合をしなければいけないというプレッシャーもある。それに打ち勝っていきたい」と力強く抱負を語った。
同級8位のオディロン・サレタ(メキシコ)の挑戦を受ける。相手の印象について「映像で何試合か見た程度。身長、リーチは分からないので、来日したら見極めたい」と冷静に話した。
この日は、日本同級王者の村中優(フラッシュ赤羽)と3ラウンドのスパーリングで調整した。八重樫がミニマム級のころから、たびたび練習相手を務めている村中は「昔とスピードは変わらないのに、パワーが増した」と舌を巻いた。
同じ興行では、WBCライトフライ級王座に挑む井上尚弥(大橋)、世界2階級制覇のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)もリングに上がる。「一試合一試合が素晴らしいと思うが、八重樫の試合が一番面白いと言われるような闘いを見せたい」と意気込んだ。
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