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井上、八重樫がスパー公開 4・6ダブル世界戦

[ 2014年3月5日 20:40 ]

 4月6日に東京・大田区総合体育館で行われるボクシングのダブル世界戦で、世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座に挑戦する20歳の井上尚弥と、3度目のWBCフライ級王座防衛に臨む八重樫東が5日、所属する横浜市内の大橋ジムで練習を公開し、ともに4ラウンドのスパーリングを行った。

 井岡一翔(井岡)を上回る日本選手最速のプロ6戦目での世界王座奪取が懸かる井上は、相手との距離を測りながらの、鋭い左ジャブの連打が目を引いた。それでも本人は「コンディションはいいが、動きが悪かった。あと1カ月しかないのでスピードを磨いていきたい」と課題を挙げた

 八重樫は井上の弟、拓真を相手に調整。慎重に動きを見ながらラウンド終盤では連打をまとめた。経験豊富な31歳の王者は、メキシコの挑戦者を警戒し「距離感や駆け引きが大事になってくる」と話した。

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2014年3月5日のニュース